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ブルックナー:交響曲第8番 第1、4楽章(抜粋) 「ホルンアンサンブルの夕べ」第28回大阪音楽大学ホルン専攻生による(WKCD-0087)
演奏会の夜、出演者と聴衆の心では、追憶が奇蹟を奏でた。世界屈指のブルックナー指揮者、朝比奈隆(1908~2001)のブルックナー演奏の神髄が、甦ったのだ。
この夜の奏者の大部分は、朝比奈隆の演奏会を実際に聴いた経験のない世代が占めている。しかし、巨匠・朝比奈隆のもとで長く演奏した2人のホルン奏者が、編曲と指揮を担当することで、このアンサンブルの演奏には、マエストロ朝比奈の音の呼吸感、ブルックナー特有の書法への深い理解と愛情が、ごく自然な形で、しかし強靭な力で刻印されている。聴く者は、はるかな時間と世代を超えて届く、音楽の魂の尊さに、胸を打たれる。
これは美しい奇蹟の夜の記録なのだ。
[響 敏也(作家・音楽評論家)]
【収録曲】
■ 「ラ・ペリ」の前奏用ファンファーレ(ポール・アブラアム・デュカス)
Fanfare pour preceder "La Peri" / Paul Abraham Dukas
■ 4本のホルンのための協奏曲(ハインリッヒ・ヒューブラー/三宅知次 編曲)
Konzert fur vier Horner / Heinrich Hubler(arr. Tomotsugu Miyake)
■ バーバラ・アレン(ケリー・ターナー)
Barbara Allen / Kerry Turner
■ 交響曲第8番 ハ短調 第1,4楽章〈抜粋〉(アントン・ブルックナー/近藤 望 編曲)
Symphony No.8 c-minor 1st,4th movement / Anton Bruckner(arr. Nozomi Kondo)
■ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(ピエトロ・マスカーニ/近藤 望 編曲)
Cavalleria Rusticana / Pietro Mascagni(arr. Nozomi Kondo)
指揮:三宅知次、池田重一
演奏:大阪音楽大学ホルン専攻生
この夜の奏者の大部分は、朝比奈隆の演奏会を実際に聴いた経験のない世代が占めている。しかし、巨匠・朝比奈隆のもとで長く演奏した2人のホルン奏者が、編曲と指揮を担当することで、このアンサンブルの演奏には、マエストロ朝比奈の音の呼吸感、ブルックナー特有の書法への深い理解と愛情が、ごく自然な形で、しかし強靭な力で刻印されている。聴く者は、はるかな時間と世代を超えて届く、音楽の魂の尊さに、胸を打たれる。
これは美しい奇蹟の夜の記録なのだ。
[響 敏也(作家・音楽評論家)]
【収録曲】
■ 「ラ・ペリ」の前奏用ファンファーレ(ポール・アブラアム・デュカス)
Fanfare pour preceder "La Peri" / Paul Abraham Dukas
■ 4本のホルンのための協奏曲(ハインリッヒ・ヒューブラー/三宅知次 編曲)
Konzert fur vier Horner / Heinrich Hubler(arr. Tomotsugu Miyake)
■ バーバラ・アレン(ケリー・ターナー)
Barbara Allen / Kerry Turner
■ 交響曲第8番 ハ短調 第1,4楽章〈抜粋〉(アントン・ブルックナー/近藤 望 編曲)
Symphony No.8 c-minor 1st,4th movement / Anton Bruckner(arr. Nozomi Kondo)
■ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(ピエトロ・マスカーニ/近藤 望 編曲)
Cavalleria Rusticana / Pietro Mascagni(arr. Nozomi Kondo)
指揮:三宅知次、池田重一
演奏:大阪音楽大学ホルン専攻生